1．見積りが明確

まず、見積りが明確かどうかをチェックしましょう。見積りは価格の部分だけをチェックしがちですが、注目したいのは、作業内容ごとに細かく値段が記載されているかどうかです。あまりにも大まかな見積りしか提出されないと、作業が始まった後で見積り内容に修正が入り、追加料金を請求されるかもしれません。

2．一般廃棄物として処理してくれる

家庭から出る不用品処分の処理は、一般廃棄物として処理しなくてはいけません。これは法律で定められています。一般廃棄物収集運搬業許可は取得が難しいため、多くの業者はこの許可がある業者に委託をしています。しかし悪徳業者のなかには、この許可を持っていないうえ、許可がない廃棄物運搬会社を利用している可能性があります。

悪徳業者ではなかったとしても、この法律について知らずに営業を行っている業者もあります。そういった業者を利用してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。依頼する業者が一般産業廃棄物としてきちんと処理しているかをしっかり確認しましょう。

3．スタッフの対応

スタッフの対応もチェックしましょう。遺品は、故人様やご遺族にとって大切な思い出の品です。そのような品を乱雑に扱われてしまっては、よい気分はしないでしょう。少しでもスタッフの対応に違和感や不安があるようなら、利用しない方がよいでしょう。遺品整理は、誠意が非常に大切です。スタッフの質によって、遺品整理がうまくいくかが左右されるといっても過言ではありません。

4．料金体系がわかりやすい

料金体系のわかりやすさにも着目しましょう。遺品整理業者のホームページをチェックすると、料金体系について記載がしてあります。しかし、「3万円〜」のように曖昧な書き方しかしていないと、依頼をする際におおよその価格の検討がつきません。最終的に高額な費用を請求される可能性もあります。法外な料金を請求されないためにも、曖昧な書き方をしている業者の利用は避けましょう。

これらが遺品整理業者の選び方です。遺品整理業者の質が悪いと、大切な遺品を雑に扱われてしまうなどのトラブルが起こります。依頼をしてから後悔をしないよう、本当に信頼できる遺品整理業者かどうかを見極めたうえで、依頼をしましょう。