本日は、福岡市内での家財整理作業を行いました。
ご依頼者が退院されて自宅に戻ってくる前に、自宅の片付けのご依頼でした。
我々、家財整理を行う者としては、ご自宅を拝見した時、一度すべて整理した方が、安心安全に在宅生活が送れるのではないかと提案いたしましたが、ご依頼者の強いこだわりもあり、福祉用具の設置に必要な場所の確保、転倒すること無く、安心、安全に生活が送れるよう動線の確保をテーマに作業致しました。
この作業を通じ、ただ早く片付ければ良いという自己満足ではなく、ご依頼者の意思を尊重し、ご依頼者の為の作業を心掛けるという初心に帰ることができました。
本日は、作業スタッフとして、当介護事業所従事者を同行させました。お車への移乗や歩行介助等は、普段していることなので、何ら問題なく行えました。それよりも、ご高齢の方を始め、疾病等により、在宅生活を送る上での不便さを、介護者としてどう解決していけばよいのかということを、テーマとして介護現場に持ち帰ることができたことが彼らにとって非常に良かったのではないかと思います。
本日だけで作業終了ということではなく、今後も深く関わって行きながら、安心で住みやすい環境作りに、ご依頼者と一緒に考え、実行していきたいと思います。